目次
はじめに
「宿儺に受肉された伏黒恵は、その後どうなったのでしょうか?」
「伏黒の体は宿儺に乗っ取られたまま戻らないのでしょうか?」
このように、『呪術廻戦』を読んでいると、宿儺に受肉された後の伏黒恵の状態について疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
この記事では、宿儺に受肉された伏黒恵の状態について、魂・肉体・生死の3つの視点から順を追ってわかりやすく整理していきます。
宿儺が伏黒に受肉したその後どうなった?
宿儺が伏黒恵の肉体を奪った後、伏黒本人がどうなったのかは多くの読者が気になるポイントです。
ここでは宿儺による受肉後の伏黒の状態について、肉体・魂・精神面の変化を順番に見ていきましょう。
伏黒の体は宿儺に乗っ取られた
伏黒恵の体は、死滅回游で宿儺が虎杖悠仁から伏黒へ受肉したことで支配されてしまいました。
宿儺は伏黒に自分の指を飲ませて受肉を成立させ、そのまま肉体の主導権を奪います。
それ以降、伏黒は自分の意思で体を動かせなくなり、戦闘や術式の使用も宿儺が行うようになりました。
見た目は伏黒のままですが、中身は宿儺が支配している状態だったため、仲間たちは伏黒本人ではなく宿儺と戦わなければならなかったのです。
伏黒本人の魂は消えていなかった
伏黒の体が宿儺に支配されたあとも、伏黒本人の魂が完全に消えたわけではありませんでした。
宿儺が肉体の主導権を握っている間も、伏黒の魂は体の内側に残り続けていたことが作中で描かれています。
そのため、宿儺は伏黒を消滅させたのではなく、意識や抵抗を抑え込んだ状態で体を使っていたと考えられます。後の展開で伏黒を救える可能性が残されていたのも、本人の魂が失われていなかったからです。
「魂を沈められた」とはどういう状態?
「魂を沈められた」とは、伏黒の魂が消えたのではなく、体を取り戻そうとする意思や抵抗する力を大きく失った状態を指します。
宿儺は受肉後、伏黒の心を深く沈めるため、津美紀の体を利用していた万を伏黒自身の術式で殺害しました。その出来事によって伏黒は大きな絶望を抱え、自分の体を取り戻そうとする反応をほとんど見せなくなってしまいます。
魂そのものは残っていましたが、意識が深い場所へ押し込められ、宿儺の支配に抵抗できない状態になっていたのです。
宿儺が伏黒へ受肉した流れを簡単に整理
宿儺がなぜ虎杖の体から離れ、伏黒の体へ移ったのかを理解するには、受肉に至るまでの流れを時系列で整理することが重要です。
宿儺は突発的に伏黒を選んだわけではなく、以前から伏黒に注目しており、複数の準備や条件を利用して受肉を成功させました。
ここでは、宿儺が伏黒へ受肉するまでの経緯を順番に振り返っていきます。
宿儺は以前から伏黒を狙っていた
宿儺は伏黒恵に受肉する前から、伏黒に強い関心を持っていました。
少年院編では十種影法術を見て興味を示し、その後も伏黒の成長や術式を気にかける様子が描かれています。
渋谷事変では、瀕死になった伏黒をあえて生かす行動まで取っていました。こうした描写から、宿儺は早い段階から伏黒の体や十種影法術を利用しようと考えていたとみられています。
虎杖との“契闊”を利用して受肉した
宿儺は、以前から虎杖悠仁と結んでいた「契闊」の縛りを利用して、伏黒への受肉を実行しました。
合言葉を唱えて1分間だけ体の主導権を得ると、自分の指を呪物化して伏黒に飲ませ、虎杖の体から伏黒の体へと移ります。
虎杖が抵抗できない状況をあらかじめ作っていたことが、宿儺の受肉が成功した大きな理由だったのです。
「浴」で伏黒の魂はさらに沈められた
宿儺は、伏黒の体をより完全に支配するために「浴」と呼ばれる儀式を行いました。
浴とは、呪霊から作られた液体に身を沈め、受肉した肉体への支配力を強めるための儀式です。宿儺が浴を終えたことで、伏黒の魂はさらに深い場所へ沈められ、自分の体を取り戻すことがより難しい状態になってしまいました。
その結果、宿儺は伏黒の肉体を以前よりも安定して扱えるようになったのです。
受肉後の伏黒はその後どうなったのか
宿儺に受肉された後も、伏黒の物語はそこで終わったわけではありません。
肉体を奪われた伏黒は精神的に追い込まれていきますが、その一方で仲間たちは伏黒を取り戻すために行動を続けていました。
ここでは、受肉後の伏黒がどのような状態に置かれていたのか、精神面や周囲の動きを含めて整理していきます。
津美紀の死で伏黒の精神は大きく沈んだ
宿儺は、伏黒の精神をさらに弱めるため、津美紀の体を利用していた万を殺害しました。しかも、その攻撃には伏黒自身の十種影法術が使われています。
大切な姉を自分の術式で失うことになった伏黒は、大きな絶望を抱え、体を取り戻そうとする意思をほとんど失ってしまいました。
この出来事が、伏黒の精神と魂を深く沈める決定的なきっかけになったのです。
仲間たちは伏黒を助けようとしていた
虎杖悠仁たちは、宿儺を倒すだけでなく、伏黒恵を助けることも諦めていませんでした。
伏黒の魂が完全には消えていないと分かっていたため、仲間たちは伏黒ごと倒すのではなく、宿儺と伏黒を切り離す方法を探しながら戦います。
虎杖も戦いの中で何度も伏黒の魂に呼びかけており、最後まで伏黒を救い出そうと行動していたのです。
宿儺と伏黒は同じ肉体を共有していた
受肉後の伏黒の体には、宿儺と伏黒の両方の魂が存在していました。ただし、肉体の主導権を握っていたのは宿儺です。
戦闘や会話、術式の発動は宿儺の意思で行われていましたが、伏黒の魂も体の中に残っており、完全に消えてしまったわけではありません。
つまり、同じ肉体を宿儺と伏黒が共有しながらも、実際には宿儺が体を支配している状態が続いていたのです。
伏黒は最終的に助かった?現在の状態は?
宿儺に受肉された伏黒が最終的にどうなったのかは、このエピソードを調べる多くの人が気になるポイントです。
作中では伏黒の生死についてさまざまな描写がありましたが、完全に死亡したのかどうかは慎重に整理する必要があります。
ここでは、伏黒が助かる可能性が残されていた理由や、宿儺撃破後の状況、そして現在の状態について順番に見ていきましょう。
伏黒は完全死亡ではない
伏黒が完全に死亡したとは考えられていなかったのは、宿儺に受肉されたあとも、伏黒本人の魂が消えた描写がなかったためです。
作中では肉体の主導権を宿儺が握っていましたが、伏黒の魂は体の中に残り続けていることが示されていました。そのため、虎杖たちも伏黒を倒すのではなく、助け出すことを目標に戦い続けています。
肉体を宿儺に支配されていても魂は残っていたことから、伏黒には生還できる可能性があると考えられていたのです。
宿儺撃破後に伏黒はどうなった?
宿儺が撃破されたあと、伏黒恵は自分の体の主導権を取り戻しました。
最終決戦では、虎杖悠仁たちの戦いによって宿儺と伏黒の魂の結びつきが弱まり、最後には宿儺の魂が消滅します。その結果、宿儺に支配されていた体は、本来の持ち主である伏黒のもとへ戻されました。
長い間受肉されていた影響は残っていましたが、伏黒は生きたまま救出され、仲間たちと再会を果たしています。
まとめ
宿儺に受肉された伏黒恵は、肉体の主導権を奪われながらも、魂そのものは最後まで消えていませんでした。
宿儺は「浴」や津美紀の死を利用して伏黒の精神を深く沈めましたが、虎杖悠仁たちは伏黒を見捨てず、救い出すことを目標に戦い続けます。
そして最終決戦で宿儺が撃破されたことで、伏黒は再び自分の体を取り戻し、生還を果たしました。
受肉中の伏黒は「もう助からないのでは」と感じるほど過酷な状況でしたが、物語を通して描かれていたのは、仲間たちが最後まで救出を諦めなかったこと、そして伏黒自身の魂が消えずに残っていたことです。
伏黒と宿儺の関係を知ると、渋谷事変で宿儺が伏黒を助けた理由や、死滅回游で受肉を狙った背景もより理解しやすくなります。
気になる方は、二人の関係や十種影法術とのつながりもあわせてチェックしてみてください。