「ABEMAプレミアムの無料体験、すごく便利だけど……これ、いつまでに解約すれば0円で済むんだっけ?」
2週間の無料トライアルを楽しんでいる最中、ふとそんな不安に襲われたことはありませんか? 「確か2週間あるはずだから、ギリギリまで楽しんでから解約しよう」
ちょっと待ってください。その考え、非常に危険です!
実はABEMAプレミアムには、「無料期間終了日時の24時間前までに解約しないと、即・料金が発生する」という、かなりシビアなルールが存在します。 これを知らずに「あと数時間あるから大丈夫」とのんびり構えていて、気付いたら960円が引き落とされていた……というケースが後を絶ちません。
この記事では、VODサービスの解約トラブルに詳しい筆者が、アプリを使って正確な「無料期間(有効期限)」を確認する方法と、絶対に課金されないための「安全な解約デッドライン」について解説します。
「気付いたら課金されてた!」なんて事態を防ぐために、今すぐスマホを手に取って確認していきましょう。
目次
アプリで無料期間(有効期限)を確認する手順
まずは、あなたの無料体験が「正確にいつ終わるのか」を把握しましょう。 記憶だけを頼りにするのは危険です。必ずABEMAのアプリ内、またはスマホの設定画面で「日付」と「時間」を目視で確認してください。
ABEMAアプリ内での確認手順
iPhoneでもAndroidでも、基本的には以下の手順で確認できます。
- ABEMAアプリを起動する。
- 画面下部のメニューから「マイページ」をタップ。
- 一覧の中から「設定」をタップ。
- 「視聴プラン」という項目をタップする。
ここに、「有効期限:202X年〇月〇日 XX:XX」と表示されているはずです。 まずはこの日時をスクリーンショットに撮るか、メモに残してください。
【重要】一番確実なのは「スマホの管理画面」
アプリ内の表示でも確認できますが、もし「解約ボタン」がアプリ内に見当たらない場合や、より正確な情報を知りたい場合は、スマホ本体の「サブスクリプション管理画面」を見るのが一番確実です。
- iPhoneの方: 「設定」アプリ > 一番上の自分の名前 > 「サブスクリプション」 > ABEMA
- Androidの方: 「Google Playストア」アプリ > 右上のアイコン > 「お支払いと定期購入」 > 「定期購入」 > ABEMA
ここに表示されている「更新日」が、あなたの運命を分ける日付です。
要注意!「0円」で解約するなら24時間前までに
ここからが、この記事で最も伝えたい重要なポイントです。
先ほど確認した「有効期限」や「更新日」。 「この日時になる瞬間まで、無料で解約できる」と思ってはいませんか?
それは大きな間違いです。ABEMAの規約には、以下のようなルールがあります。
解約期限:有効期限の24時間前まで
つまり、表示されている日時の「前日」の、さらに「同じ時刻」までに手続きを済ませないと、自動的に翌月分の960円が請求されてしまうのです。
失敗する人の例(シミュレーション)
分かりやすく具体例で見てみましょう。
- アプリ上の有効期限: 1月15日 13:00
この場合、多くの人が「1月15日の午前中までならセーフかな?」と考えがちです。 しかし、ABEMAのルールでは「24時間前」がリミットなので……
- 本当の解約デッドライン: 1月14日 13:00
もしあなたが、「まだ1日あるし」とのんびりして、1月14日の15:00に解約手続きをしたとしましょう。 残念ながら、その時点ですでに「更新処理」が予約されており、解約は間に合わず課金確定となります。
「1分過ぎただけでもアウト」という厳しい世界なので、「表示されている日付の【前日】がリミット」と覚えておくのが鉄則です。
うっかり課金を防ぐ「リマインダー設定」のすすめ
「24時間前ルール」の怖さは伝わったかと思います。 では、どうすればうっかり課金を防げるでしょうか?
人間の記憶力はあてになりません。おすすめは、スマホの**「カレンダー」や「リマインダー」アプリに通知をセットすること**です。
賢いリマインダーの設定日
安全マージンを取って、以下のように設定しましょう。
- 予定名: ABEMA解約(必ずやる!)
- 日時: 有効期限の「2日前」
なぜ「2日前」なのか? 「前日(24時間前)」をデッドラインにすると、もしその日に急な用事が入ったり、スマホの充電が切れていたりして操作できなかった場合、一発アウトになるからです。
2日前に通知が来て、「よし、明日がデッドラインだな。今のうちにやっておくか」と行動するのが、最もリスクの低い運用方法です。
早めに解約しても「期間終了」までは見られる?
「でも、早めに解約したら、その瞬間に見られなくなっちゃうんじゃないの?」 そう思う方もいるでしょう。
結論から言うと、Google Play決済やApple ID決済を利用している場合、早めに解約手続きをしても、本来の有効期限が来るまでは「プレミアム機能」を使い続けられるケースがほとんどです。
つまり、「ギリギリまで粘って解約する」メリットはほとんどありません。 「解約し忘れ」のリスクを背負うくらいなら、「継続する気がない」と決めた時点で、すぐに解約手続きをしておくのが一番の安全策です。 (※解約後も視聴できるかは決済方法により異なる場合があるため、解約画面の注意書きを一度確認してください)
まとめ
ABEMAプレミアムの無料期間は、ただ楽しむだけでなく、「終わりの日」を正しく管理することが大切です。
【今回の重要ポイント】
- アプリまたはスマホの管理画面で、正確な「有効期限」を確認する。
- 解約のリミットは、有効期限の「24時間前」まで。
- 「当日」ではなく「前日」までに解約しないと課金される。
- うっかり防止のため、「2日前」にリマインダーをセットする。
「あとで確認しよう」と思っていると、あっという間に2週間は過ぎ去ります。 そして気付いた時には、「960円の支払い完了メール」が届いている……なんてことになりかねません。
この記事を読み終わったら、今すぐアプリを開いて日付を確認し、カレンダーに入力してください。 そのたった1分の作業が、あなたの960円を守ります。
賢く無料期間を使い倒して、ABEMAプレミアムを楽しんでくださいね!